星を繋ぐ唄を今
久しぶりの更新です。
この数か月は現実がまぁバタバタしてまして…アルスを追うどころかTwitterも見ない日が続いてました。
とは言いつつ決起集会からのドル様リリイベ、ティーパーティー、全ツ名古屋・東京ファイナルには行きました。息抜き大事!
さて先日Amazonさんから予約しておいた決起集会のBlu-rayが届いたので感想を書いてみたいと思います。個人の感想ですので暇つぶし程度にふわっと読んでいただけたらと思います。
【決起集会・個人的に好きな場面3選】
・〈NAzNA〉(九瓏ケント)
見るからに闇の多そうな九瓏家のダンスナンバー。
執事の皆さんと炎の演出が禍々しい雰囲気を醸し出していて会場で息を呑んだことを覚えています。
私たちの知っている「九瓏遣人」という人間は大人なのに子どもっぽくて、じっとしていられなくて、優しくて、絵が壊滅的で、タツキがだいすきな人…というイメージがあるのですが(※ディスっているわけではありません、褒めてます)、NAzNAの彼はまさにダークアルスそのものを全面に出しているんですよね。
彼は素直な人です。
つまらなければすぐに人にちょっかいを出すし、マイクに吸い込まれてしまいます。
楽しい時しか笑わない。
執事の首に手を掛けた彼は楽しそうに笑っていました。
まるで、新しいおもちゃを与えられた子どものように。
この曲の前半の彼は無表情で、いたずらに一人の執事を突き離します。自分から離れて行かないことを知っているのに。
二番の彼は執事を率い、その腕ひとつで数人の執事を操っています。前半で各々の動きをしていた執事たちは二番で完全にケントと同じ動きをしている。
「日の光に包まれて 映る影の中に生きて 月の影に包まれて 映る君の光見つめ」
この歌を初めて聴いた時、主人と執事の歌だと思いました。冒頭で「主人とはすなわち光」と言っているから。でもこの振付を見ると、九瓏遣人という人間の二面性を表しているように見えてしまうんですよね。
最後、彼は執事を殺そうとします。たまたま振り向いた先にいた執事を、笑いながら。きっと彼にとっては誰でも良かった。
「愛す、君へ」とその部分だけ歌詞をなぞった彼が、愛されたいと駄々を捏ねる子どもに見えて仕方ないんです。こんなに、愛されているのに。
・〈Red or White〉(神生アキラ・泉奏)=me can juke
2Aのアイドル化が止まらない。
泉先輩が楽しそうで何よりです。
・〈ボカロメドレー〉(コンスタンティンを除く全員)
朴ちゃんセンターの「リモコン」。やっぱり朴が真ん中に居ると引き締まると言うか、まとまりが良いように感じるんですよね。
そしてコミカルな振りを真顔で踊る泉が可愛い。
私は朴推しなのですが、実は決起集会で一番見ていたのってタツキなんです。
幼くて、いつも笑っていて、抜けているようで一番メンバーとメイトの顔色を窺っているたつきっくの近年の成長ぶりは本当に圧倒的で、自然に目を奪われました。
可愛い振り(フリ)は彼の得意分野ですが、「それだけだと思うなよ」みたいな戦意というか、底意地みたいなものが見える。タツキって本当はとてもとても強い人なんじゃないかと時々思うのです。だって、こんなにも強くアルスマグナを結びつけたのは他ならぬタツキだと思うから。ケントと奏を手玉に取ることが出来るのはたつきっくぐらいだと思います。
そしてアキラの表情が良い。本当に楽しいんだろうなぁと思わせてくれる彼が好きです。ボーカルで一番体力を使うであろう彼が全力でダンスしている姿が好きです。
朴もそうですが、真面目な時とコミカルな時のギャップがおそろしいなと思います。
ケント先生が妖艶。あんな化学教諭が居てたまるか。
【手を繋ぐということ】
アルスマグナには「手を繋ぐ」振付が多いと思います。
smile againしかり、夢地図しかり。元々バラバラな5人と1匹が一緒にいるって実は凄いことなんじゃないかと思うんです。アキラは歌い、表に立ってメンバーをまとめる。朴が身を挺してアキラをフォローする。奏がアルスの看板となって人の目を引き、タツキがメンバーと外の人間を繋ぐ。そしてケントが裏からメンバーとメイトの背中を押す。この五人が手を繋いでいるから、アルスマグナが6年目を迎えられたのだと思います。6周年おめでとう、アルスマグナ。大好きです。